先日、兵庫県の丹波篠山市福住にちょっとしたドライブに行ってきた。江戸時代の宿場町、かつての街道で、10年程前に国の伝建地区の選定も受けたところ。
普段は、ついてくることはほとんどない息子ですが、20歳になり、車の免許を春休みに取得して、車を運転したくて仕方ないようで、運転してもらって福住へ。
私の父方の祖父が福住から大学入学を期に、大阪に出てきたらしく、父は以前より、樋口家のルーツは福住にあるんだと言っていたし、母から聞いた話で、樋口家の本家、私の4代前の家は大きな家だったそうで、家紋がわが家のお墓についている ㊀ と同じ。。まだそのお屋敷が残っているらしいという話も聞いていたので、ふと思い立って行くこととなった。
伝建地区の選定を受けているとはいえ、このコロナもあり、また、そこまで有名でもないので、300Mほどの町並みは、きれいに残されていたものの人気も少なく、少し寂しい感じではあった。
その街並みのど真ん中に、「さんば家ひぐち」という看板のかかった地域交流の施設。ひょっとして、と思って家紋を見ると、㊀ 。他もいろいろと見て回ったが、ここしか同じ家紋の大きな屋敷はなかったので、おそらくここではなかろうかと。。
今や、全くつながりはないのですが、自分のルーツみたいなものが、ここあったことに、ドキドキすると同時に、嬉しさを覚えた。
20歳の息子には全く響いていなかったようだが、同じぐらいの年齢になった時に、きっと思い出してくれるのではないかと。。期待したいなあ。。