さてさて、山手台の家はW杯期間中も、とまることなく進んでいきます。
(当然ですね)
左官仕上げの外壁の下地工事が進んでいます。
これは裏に紙が貼られた通気ラスというもので、
この鉄のメッシュにモルタルを塗りこんで
一体にします。
この下が通気層になっていて、壁内にたまる熱を
排気します。これがすごいのは下地にバラ板や
合板を入れないでもいけるという点です。
その代わり縦の通気胴縁を倍入れるのですが。
それでも通気を確保してコストダウンが
はかれるわけです。
これは先ほどの通気ラスの上にモルタルを塗り、
さらにその上にわれ防止のグラスファイバーネット
を伏せこんで、もう一度2ミリほど塗りこみます。
これが結構重要です。
6、7年前までは高価なもので、なかなか出来な
かったんですが、最近はかなり普及してきている
ようです。
今回はコストのことを考えて割れやすいコーナー
や窓廻りをこのネットを入れることになっていた
んですが、施工サイドがより、安全性をみて、
結局全面やってもらえることになりました。
もちろんコストはそのまま。
減額した部分なので申し訳ない思いですが、
赤井さん!!ありがとうございます。
(強調しとかないと・・笑)
最終下地の仕上がった状態です。今回は木コテでラフな感じに仕上げていただいて、
この上に、骨材なしの吹きつけ塗装をします。そのため、この仕上り感がそのまま仕上げに
でます。
一般的には下地の段階では金コテで平滑に下地を作って、その上に仕上げの左官材で
ボリュームのでる仕上げにするのですが、材料代や手間代がかかるので、
下地の段階で一工夫をし、仕上げの費用を抑えています。
さて、この上に塗装をかけるのですが、その色を現在思案中です。