先日、熊本に行ってきました。
(ようやく投稿できました)
山手台の家の構造材を熊本の山都町の杉を使用することもあり、
プレカットの打ち合わせを兼ねて、今回使用する材木の確認や、
製材所の品質監理、材木の人口乾燥釜、林産地や、まさに杉が生えている山まで
熊本中をあちこちと見て回ってきました。
百聞は一見にしかずです。
熊本は小国杉をはじめとした杉の産地なんです。
熊本木材工業団地内にはごろごろと熊本産の杉や檜や松が積み上げられていました。
小国町の杉や山都町の杉は年輪の目が詰まっていて粘りのある良材で、仕上げ材はもとより
構造材にも十分適していて、今回、材を用意していただいた佐藤林業の梁材は、
1等材でも十分に美しさのある節の上品な材でした。
(一般的に1等材は化粧で見せる目的の材ではないので節が結構ある)
下の写真は山都杉産地の緑川森林組合の共販所に積み上げられた丸太です。
ここで入札が行われて材の値段が決まるそうです。
あいにく伐採時期が外れていたため、それほど多くはありませんでしたが、赤味の部分が多い
目の詰まったものがたくさんありました。
この辺も熊本の杉の特徴のようです。
これは山手台の家に使用するタイコ梁の加工前のものです。
候補を2本用意していただいていたので、どちらにするか選んでいるところです。
今回は施主さんもいっしょに来ていただいたので、大黒柱ならぬ大黒梁なので
施主さんに選んでいただきました。
細かな目の感じは松のようでもあり、空間にどのように表れてくるのか、
非常に楽しみでもあります。
最後に熊本といえば馬刺しです。
佐藤林業の佐藤さんに案内いただいた馬刺しの肉屋さんで、家族にお土産として大量に
買ったものを、我が家にてスライスして食したものです。
なんともいえない歯ごたえと甘みで、たいへんおいしくいただきました。
でも、おいしさのあまり、食べ過ぎて、かなり胃もたれしてつらかったです。生肉ですもんね。
私も食べすぎで苦しむとはまだまだ若い?(笑)
まだまだ書き足りないのでつづきは後日ということで。