今回もセルロースファイバー吹込みによる断熱工事です。
最近はこれが標準化しつつあります。断熱材はいろいろありますが、繊維系の断熱材自体の性能はどれもほぼ同じですが、
吹込みのセルロースファイバーのをよく使う理由としては、専門の業者による断熱施工精度、セルロースの調湿性、防虫性、
そして自然素材に近いことなどが主な理由です。コスト的にはグラスウールなどに比べると高くはなりますが、断熱仕上がりを見ると
納得のいくものです。
4月より改正省エネ法が施行されることもあり、より高い断熱性能を建て主にも意識させる方向に向かっています。
いいことではあるのですが、そこまで法制化する必要があるのか、、う~む、全世界的にはいいことですが、なんだか、
建築がのびのびできず、どんどんしなくなるので、息苦しい、、、そんなイメージを持っててしまいます。